まったりイギリス生活

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イギリスのNHSに行くの巻:その2

皆さま、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

わたくし、寝込んでおりました(笑

身体が言うことを聞いてくれず

ひたすら横になっておりました。

まだ痛むのであと数日はソファに寝転がって

クッキーと紅茶を頂かなくてはと思っております。

 

ってなわけで、イギリスのNHSに行くの巻:その2でございます。

 

 

 手紙に記載されているFのエリアの受付に行き

あ、あ、あい はぶ あん あぽいとめんとっ

無駄に気合いの入った声で受付のお姉ちゃんに声をかけ

生年月日を伝えて
(イギリスでは日/月/年で生年月日を言うので年月日で
言うのが慣れている私はいつもアレ?アレ?となるw)、
名前を呼ばれるまで外待合室で座ってました。


10分ほどした頃に、サバサバした感じの女医さんが
私の名前を呼び診察室に入り
これから受けるコルポスコピーの簡単な説明と
この検査が終わった後は

二、三日は安静にして重たい家具など持ってはいけない、

ガーデニングしちゃいけない(そこ?!w)

2週間はランニング、ジム、ダンスレッスン、エクササイズなどしちゃいけない、

4週間は入浴(シャワー可)、サウナ、プール、性行為、サイクリング、

乗馬しちゃいけない(馬?!w)

などの注意事項を受け
今度は処置室に連れていかれました。

中には二人の看護師さんがいて
説明と検査の準備をしました。
少しして女医さんが入ってきて検査開始。

2人の看護師さんが
検査中あれこれ話しかけてきます。
しばらく あーでもないこーでもない話してて
なんか変だぞと....

うん。
まぁ。
そうね。
ん?
あれ?
なんか?
ん?
長くね?
んで、なんか


痛くね?


え?

冷たいのかかりまーす
じゃないよ?
なにそれ?
え?

え?!



検査にしては随分長い時間やってるし
日本で受けたのとなんか違うなと思い
看護師さんに
「これってもしかしてあの“治療”ってやつ?」と
聞いてみたら

YES ( •̀∀•́ )b !

と元気に答えていただきました。

あー、そっかこれが治療なんだと思い
なんか冷たい空気でも当ててんだなー
ぐらいにしか思ってませんでした。

でも、少しずつ圧迫感を感じだし
その内痛みも感じはじめ
気分も悪くなってきました。
そんな私の様子を見て看護師さんが
Are you ok?

と聞いてきたので

.....ah....a little bit hurts....

と答えると
看護師さんは無言でその辺にあった
下敷きみたいので
私の顔らへんを扇ぎはじめたんです。

....え、なんで ( ;⊙´◞౪◟`⊙) ?

と思ってたら女医さんが看護師さんに
Is she ok?と

私の様子を聞いたので
看護師さんが


Yeah,She just said “hot”.

で女医さんが
Ah,Okey (・∀・)Good!!
と言い、そのまま処置は続行で
看護師さんの下敷き扇ぎも続行でございました。

はぁ!?(゚Д゚≡゚Д゚)
いやいや、hot なんて言ってないから
hurts って、痛いって言ったんよ!
あついじゃなく、いたい、いたいって言ったんよ。

あーーーーー、痛いのよー、暑いじゃなーいい

と思いながら、でも体がしんどくて

訂正する気力もなく

とりあえず目閉じて我慢するかと思い

そっと目を閉じる...も...

 

看護師2人が交代に質問してくるので

意識を飛ばしてもいられなくて。

きっと気を紛らわせるために声かけしてるんだけど

ただでさえ英語わからんのに

こんな処置受けてる時に

「旦那との出会い」についてなんかペラペラでてくるかっつーの。

 

で所要時間が大体1時間か1時間半くらいしたあたりで

処置が終わりました。

「これでもう大丈夫ね」と清々しい笑顔に女医さんが握手を

求めてきたので

「さ、さんきゅー そー まっち」と言って固い握手を交わしました。

そのあと看護師さんが小瓶に入った私の「欠片」を見せながら

「これがあなたのよ。小さい脳みそみたいじゃない?(笑」

と笑いながらぶっこんできたので

「あはははははははは......(((º▽º ;;)」と

乾いた笑を返しておきました。

 

で、眩暈もあり起き上がることができずにいたので

水を飲みながら診察台に寝た状態で休んでいた時に

ふと...

あれ?切ったんか。

治療って切ったんんか........ ( ˙▿˙ ; )

 

この時やっと事の状況が把握できました。

私は「治療」という言葉の認識を誤っていたようで

「治療」イコール「投薬」みたいな感じに思っていたんです。

でも「手術」も「治療」の一つなんですね。

自分の無知で恥を晒してしまいますが、私はそう思っていたんです。

 

そう私の受けたのは日本で受ける予定だった

円錐切除の手術でした。

日本でなら少なくても一泊二日、大体二泊三日の入院コースのやつです。

でも、ここはイギリス。

はい、日帰りです。

帰りに今日受けた手術の説明書とホットココアをもらい

休憩所で少し休んで歩けそうならご自由にご帰宅くださいのやつです。

 

なんの心構えもないまま手術を受けることになるとは....

なんだか心身ともにヘロヘロになってしまい

ホットココアを2杯も飲んでしまいました。

クッキーも3枚食べました。チョコのやつ。

 

まぁ、それは置いといて

とにかく一人で帰らなくてはいけないので

バスに乗って帰宅したわけなんですが

自宅に帰ってから

この検査前に郵送で送られてきた今回の検査にあたっての

小冊子を改めて読み返したんです。

 

そしたら書いてありました。

最後の方にこの処置をするって書いてありました。

しっかり書いてありました。

 

 

教訓:一度経験したからといって余裕をこいてはいけない。

 

今度からはしっかり読もう。ちゃんと調べよう。

自分のために....

 

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